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【会長メッセージ】ウィーメックス ヘルケアシステムズ

こんにちは!WEMEX(ウィーメックス株式会社) note担当です。
WEMEXは、2023年4月の事業開始後、2023年10月には富士フイルムヘルスケアシステムズ株式会社より電子カルテ・ レセプト関連事業を取得し、ウィーメックス ヘルスケアシステムズが誕生。当社の子会社としてPHCグループに加わりました。

今回は、ウィーメックス ヘルケアシステムズ株式会社(以下、WHS)の
代表取締役会長の竹尾と代表取締役社長の小原より、2回に分けて、グループ加入後の振り返りなどをご紹介いたします。今回は竹尾からのメッセージです。

ぜひご覧ください!


自身について

-経歴紹介

1984年に精密機器メーカーに入社。10年間勤務をした後、コンサルティング会社へ転職。製造業の戦略立案、実行を支援。2011年CT等の画像診断機器製造・販売をおこなう日立メディコへ入社。中期計画作成・グループ会社管理など経営戦略や経営管理に従事。2022年10月、WHSの前身である富士フイルムヘルスケアシステムズの会長に就任し現在に至ります。
趣味は、体を動かすことが好きで、卓球やゴルフ・サイクリングです。

PHCグループ加入後を振り返り

-この1年で得た成果

2023年はあっという間に過ぎて行った、というのが実感です。
上半期は、オンライン資格確認の導入対応や10月のWEMEXへの事業譲渡の準備業務で忙殺されました。富士フイルムグループから離れ、自立するためには、業務システムの分離や拠点整備・各種契約の変更など本当に多くの対応が必要でした。これらをしっかりとやり切ってくれた社員には改めて感謝をしたいと思います。

また、2023年10月からWHSとして始動し、主に3つの推進が実行されました。

①シナジー創出に向けた大方針の策定と社内外への発信
②一体オペレーションに向けたプロジェクトなど、WEMEX/WHSの共同プロジェクト推進
③拠点統合、クロスセルに向けた準備、開発のリソース補完などシナジー刈取りの推進

短期間に多くのイニシアティブに取組み、順調な滑り出しが出来たと感じています。両社のリーダーシップチーム含め、組織全体で活発な意見交換や議論をしながら推進でき、各部門ごとに新たな事業基盤が構築されたことも成果です。

その成果のひとつとして、WEMEXとWHSの両社累計で、オンライン資格確認※¹のソフトウェアの累計導入数が50,000件、また、電子処方箋※²のソフトウェアの累計導入数が5,000件を突破しました。このような成功体験をもとに、2024年度は両社が一体となった価値を市場に発信・提供することで、より大きな成果を創出することが重要だと考えています。

※¹  マイナンバーカードおよび健康保険証を利用し、保険資格の有効性を自動的にオンラインで確認する、医療保険の資格確認システムのこと
※²「処方箋」を現状の紙ではなく、デジタルデータで運用する仕組み

課題への挑戦

― 課題に対する取り組み

WEMEXと同じPHCグループとなったシナジー効果を発揮することが最大のチャレンジです。
具体的には、両社で協力して、「一体オペレーションによる効率アップ」、「顧客基盤強化の取組み」、「シナジー効果の最大化」が重要な課題です。

これらの課題に取組むにあたり、我々がWEMEXと共に歩む目的を今一度立ち返ってみることが大事だと考えます。医療DXが加速される中で、両社が一致団結することで、医療政策への迅速な対応・病院/診療所/保険薬局の経営効率など、製品・サービスを提供し、これまで以上の付加価値をお客様へ提供することが可能になります。

さらに原材料費の高騰など、コストが上昇する中で、両社を合わせたスケールメリットを活かした購買力で、これまでよりも調達が容易にもなり、お客様への価値還元も実現できます。

事業統合には、メリットとデメリットが存在しますが、我々自身がメリットに焦点を当て、最大限活用し、積極的にお客様へ価値提案、提供することがチャレンジの推進力となると考えています。

WHSの強み

一昔前に企業の寿命は30年と言われることがありました。
30年以上継続出来ている企業は実は少数であることを意味しています。
WHSの源流を辿れば、40年以上に渡って事業を継続しています。

長年に渡り、当社を支援いただいたたお客様が存在し、またその関係を維持・構築してきたこれまでの多くの社員の努力の賜物です。
この顧客基盤こそが当社の財産であり強みです。

また創業以来、様々な事業環境の変化もありましたが、それらの変化に柔軟に対応出来たからこそ現在があります。環境変化に適応することは容易なことではなく、それを乗り越え続けてきた実績のある企業という点も強みのひとつです。

現在、医療DXによって改めて大きな事業環境の転換期を迎えていますが、自信を持ってこれらの強みを活かすことで、さらなる成長を実現していきたいです。

最後に

― 今後の展望について

会社成長の源泉は、創造性の発揮とチャレンジにあると考えています。
言い換えると、ひとがやらないことを手掛け、新たな需要を創造することです。WEMEXのパーパス・バリューに基づいた行動を、社員一人ひとりが実践することを尊重・支援する企業文化を醸成することで、先駆的に革新を起こし続けることができます。

両社が医療DXのリーディングカンパニーとなり、社員自身がWell-beingを実感し、誇りと喜びを持って働くことのできる会社になることを目指し事業推進していきます。

社内のゴルフミニコンペにて


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